躍動の国策テーマ「マイナンバー関連銘柄」が株式市場の主役に?!

マイナンバーカード取得者にポイント付与「○○ペイ」と連携も

日本政府は9月3日に「デジタル・ガバメント閣僚会議」で、ポイント制度の導入を含むマイナンバーカードの普及策を議論しました。マイナンバーカードの取得者が「○○ペイ」などの民間事業者キャッシュレス決済サービスの利用額を前払いすると、全国共通のポイント「マイナポイント」が付与される仕組みを想定。ポイントの原資は国費でまかなうそうです。10月の消費税増税に伴う需要減を軽減する目的もあり、2020年度の導入を目指す方針となります。

マイナンバーカードには電子証明書が記録されており、ネット上の手続きなどで利用者本人かどうかを確認する仕組みがあります。ポイントの付与には、マイナンバーカードの本人確認機能と「マイキーID」を利用する予定です。

「マイキーID」はJPKI対応のICカードリーダーにPCを接続し、マイナンバーカードをセットして「マイキープラットフォームポータルサイト」で「マイキーID」（任意の英数字8桁）を設定すると、ポイント制度の対象者になるそうです。

マイキーIDを設定した利用者は「○○ペイ」など民間のキャッシュレス決済サービスの利用額を前払いすると、「マイナポイント」が付与される仕組みです。

この報道を受けて一気に動意付いたのが「マイナンバー関連銘柄」です。何しろ国費を使って普及を促す訳ですから、鉄板の「国策テーマ」と考えて良さそうです。

マイナンバー関連銘柄・スイング注目株

総務省によると、マイナンバーカードの交付枚数は約1772万枚、人口に対する交付率は僅か13.5%。今回のポイント制度の導入で普及率を高めたい考えでしょう。2023年3月末までにほぼ全ての国民がカードを保有するとの目標を掲げています。マイナンバー関連企業にとっては大きなビジネスチャンスになりそうですね。

2019年下半期は株式市場で賢く立ち回りたい

気が付けば2019年も半分を過ぎましたが、読者の皆様は2019年現時点での収支成績はどうでしょうか？

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