2019年夏前に本格上昇しそうなテーマ株【禁煙･分煙関連銘柄】【受動喫煙防止関連銘柄】スイング注目株

喫煙者には厳しい時代が到来

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最近はどこもかしこも禁煙の場所が多くて、愛煙家の方は肩身の狭い思いをされているのではないでしょうか。

政府は2018年7月に受動喫煙防止を義務化する「改正健康増進法」を成立させ、全ての人に罰則付きで禁煙場所での喫煙を禁じ、これまで努力義務だった同法の「受動喫煙防止の義務化」を東京五輪開催前の2020年4月から全面施行する事となります。

この改正法は、非喫煙者の望まない受動喫煙を無くす事が目的とされていて、住宅や旅館、ホテルの客室を除く全ての施設や公共交通機関が対象となります。学校や病院、役所などの行政機関は敷地全体を禁煙とし、受動喫煙が起きない屋外の決められた場所でしか喫煙出来なくなります。その他の施設では屋内に喫煙専用ルームを設ける事が出来ますが、国が定める基準を満たす必要が有るそうです。

尚、飲食店などでは、例外的に経過措置が設けられるそうです。客席面積が100平方メートル以下で個人もしくは中小企業の既存店ならば喫煙は可能との事。厚生労働省の試算では、禁煙規制対象になる飲食店は約45%に上るそうです。ですが、東京都の「受動喫煙防止条例」は国の規制より厳しく、約84%が対象となるそうですよ。東京都内の飲食店では基本的にはタバコは吸えないと思っておいた方が良いかも。この改正法は「加熱式たばこ」も対象になるそうですが、紙巻きタバコよるも規制が緩く、加熱式たばこ専用の喫煙室では飲食が可能となるそうです。

尚、2020年4月の全面施行を前に、2019年のラグビーワールドカップ開催前となる今夏に敷地内禁煙となる学校、病院、保育園、行政機関などでは先行して規制が開始されるそうです。その時期には「禁煙･分煙関連銘柄」「受動喫煙防止関連銘柄」が大きな注目を集めそうですね。

スイング注目株【禁煙･分煙関連銘柄】【受動喫煙防止関連銘柄】

尚、飲食店で店内全面禁煙を真っ先に導入したのが【3547】串カツ田中HDです。同社は2018年6月に200ほどある店舗のほぼ全てで「全席禁煙」に踏み切りましたが、その後も業績は好調に推移しています。全席喫煙にした事でファミリー層を取り込み、成功したケースですね。串カツ田中の成功を受けて、今後は同業他社も追従して行く事が予想されています。

何れにしろラグビーワールドカップ開催前となる2019年夏前からは、加速度的に「禁煙･分煙」「受動喫煙防止」を導入する店舗や企業が増加する事が予想されますし、生活に密着したニュースなので世間の関心も高まりそうです。関連銘柄は早めにチェックしておくべきでしょう。

スイング注目株【7834】マジェスティゴルフ

時価総額:2,550百万円
3月14日時点株価:148円
年初来高値:263円(18/02/16)
年初来安値:98円（18/12/25）

また、喫煙出来ない場所が増加する事で禁煙を決断する人も増えるかもしれません。禁煙パイポなどを手掛けるマルマンをグループ会社に置く【7834】マジェスティゴルフは小型株なので禁煙関連株として関心を集めそうですね。スイングトレード向きの銘柄として注目してみても良いかも。

平成初期の頃は、駅の構内も電車やバスの中も喫煙可能だったんですよね。電車やバスの椅子に付いていた銀色の灰皿が懐かしいですね。今後は喫煙者には厳しい時代が到来する事になると思いますが、これも時代の流れかもしれません。

【3197】すかいらーくグループも全面禁煙化へ

【※2019年3月19日追記】

ファミレス最大手の「すかいらーくHD」は、グループの店舗すべてを全面的に禁煙化する方針を決定しました。店舗だけではなく、社員にも禁煙を促すための人事評価制度を見直すなどの取り組みも行うそうです。「すかいらーくHD」は「ガスト」「ジョナサン」など全国に3200店舗展開していますが、その全ての店舗で全面禁煙を実施する方針です。

外食関連の企業は、ファストフードでは「マクドナルド」が全面禁煙を実施。「モスバーガー」も2020年3月までに全店舗を禁煙化する予定です。ファミレスでは「サイゼリヤ」も全面禁煙化に乗り出しました。ココスも2019年9月から禁煙化を開始します。

もはや時代は喫煙者排除の流れですね。【2914】JT株は大丈夫なのでしょうか…。

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