米中間選挙まで2週間
2018年11月6日に米国で中間選挙が行われます。
米大統領ドナルド・トランプ氏のこれまでの政策などに対して是非が問われる選挙として大きな注目が集まりますが、いよいよ選挙まで2週間と迫りました。
上院と下院の多数派が異なる「ねじれ」議会だ誕生する可能性が高いと予想する方が多いようで、劣勢の焦りからトランプ米大統領は選挙までの2週間、派手なパフォーマンスをする可能性が高そうです。
米大統領の発言は世界の市場に大きな影響を与える可能性が高いだけに、ニュースだけではなくトランプ米大統領が発信するSNSの発言などにも注意深くアンテナを張る必要があるでしょう。
そんな中、米中間選挙をにらみ世界的な投資テーマとして注目されているのが「サイバーセキュリティ関連銘柄」です。
2016年の米大統領選では、ロシアがサイバー攻撃を実施した可能性が濃厚視された事で、今回の中間選挙におけるサイバーセキュリティは米国にとって重要なテーマとなります。また中国がロシアに倣って近隣諸国へのサイバー政治介入へ向けた技術開発に乗り出している情報もありますし、「サイバーセキュリティ」は国家安全保障の関連で喫緊のテーマとなっています。
また欧州では2018年10月18日に首脳会議の閉幕後に採択する声明で、4月に発生した化学兵器禁止機関(OPCW)へのサイバー攻撃を非難。直接の名指しは避けましたが、これはロシアに向けたものであり、国家安全保障においてサイバーセキュリティが非常に重要な分野である事も理解出来ると思います。
また国家間だけではなく、個人の消費者レベルでも重要な分野となります。例えば現在はIoT時代の幕開けとも呼べる状況ですが、IoT(モノと繋がるインターネット)の時代となれば、サイバーセキュリティの分野への需要は高まるばかりでしょう。
スイング株 サイバーセキュリティ関連銘柄
- 【2326】デジタルアーツ
- 【3042】セキュアヴェイル
- 【3356】テリロジー
- 【4344】ソースネクスト
- 【4847】インテリジェントウェイブ
少なからず米中間選挙まで2週間、スイング銘柄としても狙いを定めたい分野でもあると思います。サイバーセキュリティ関連銘柄はチェックしておく事を推奨します。
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