政府は8月2日、「未来への投資を実現する経済対策」を閣議決定。
リニア中央新幹線の大阪延伸を最大８年間前倒しするため、国はＪＲ東海に対して財政投融資を活用して計３兆円を貸し付ける方針を固めた。
本来JR東海は、長期債務残高を５兆円以内にとどめるために、東京⇔名古屋を開通したあと８年間は大阪延伸に着工せず、経営体力が回復した後に着工する計画だったが、政府の３兆円融資が決定したことで、2037年に前倒しを目指す。
そもそもリニア計画って何？リニア中央新幹線とは？
東京と名古屋間を40分、東京と大阪間を67分ものスピードで結ぶ「リニア中央新幹線計画」。周辺地域の経済波及効果は群を抜くビックプロジェクトとして注目を浴びています。
（のぞみ新幹線・東京大阪間2時間35分）
安倍政権によって国策に位置付けされ、リニア関連のニュースが出る度に関連銘柄が物色される傾向にあります。様々な意見が飛び交い批判意見も多いリニア計画ですが、再びリニア関連銘柄が注目される可能性が出てきたので、「国策に売りナシ！」ということで今回取り上げてみました。
東京都知事選は、「カジノや電柱地中化推進派」の小池百合子氏が当選したことで、関連銘柄は急騰していますし、安部政権第二章ということで、政府・政治絡みの国策銘柄が盛り上がってくる可能性はあるんじゃないでしょうか。
国策銘柄・リニア関連銘柄まとめ
関連企業を含めると、もっと銘柄はありますが、本命の代表的なところを選んでみました。
<9022> JR東海
<9048> 名古屋鉄道
<7102> 日本車輌製造
<7011> 三菱重工業
<6668> アドテックプラズマテクノロジー
<1801> 大成建設
<1802> 大林組
<1812> 鹿島
<6502> 東芝
<6501> 日立製作所
<7408> ジャムコ
<8002> 丸紅
<8031> 三井物産
<8053> 住友商事
<8058> 三菱商事
<8802> 三菱地所
既に成熟気味のテーマで重めの銘柄多いので、どうかな？という部分はありますが、なかには、マイナス金利の影響でジワジワきてる建設セクターなど、旬のテーマを跨いでいる銘柄もあるので注目してみようと思っています。
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