タマホーム(1419) 文春による新たな記事で売り優勢に？
先々週頃から、何かと話題に挙がり株価を急変させているタマホーム(1419)。
その話題の中心にあるのは、同社社長による新型コロナワクチンの禁止令です。
【1419】タマホーム
【7月15日】タマホーム(1419)は反ワクチン？噂の真相は？
【7月21日】タマホーム(1419) 文春によるワクチン禁止令記事で株価急落！
この一件は過去2回、記事にしてきましたし、そもそも投資家でなくともご存知という方は多いのではないでしょうか。
そんな話題の渦中にあるタマホームですが、昨日は文春が新たな記事を取り上げ、再度注目を集めることとなっています。
「コロナはエボラとエイズを混ぜた人工ウイルス」タマホーム社長の社内向け動画
記事によると、タマホームは7月22日付けで「事実と異なる内容が含まれており（略）誤った印象を与える」とするリリースを公表しているが、その後も、複数の同社社員から情報提供が相次いでいるとのこと。
また、社内動画「タマちゃんTV」によると玉木社長は以下のように発言しているそうです。
・新型コロナウイルスはエボラとエイズの菌を混ぜて作ったウイルス
・「コロナになったら死ぬんじゃないか」と不安になっていると思います。そういう時、秘密の言葉「大丈夫、大丈夫」ということです。『大丈夫、大丈夫。大丈夫、大丈夫。大丈夫、大丈夫』と言うと、本当に大丈夫になってきます
・コロナウィルスは非常に熱に弱く、26―27度の温度で殺傷します。外出時も暖かいお茶などをポットで持ち歩いて飲んで下さい。
上記の文春の記事が確認されたことで、本日、タマホームは以下を発表しました。
要約すると、2020年1月に対策本部を設置し、感染拡大に伴う影響を最小限に止めるための対応および情報収集に努めていた。
文春で使用された動画は新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見が確立していなかった20年2月および4月のもの。
その危険性について警鐘を鳴らし、徹底した感染防止対策をとるため発信されたもので、また4月のメッセージは初回の緊急事態宣言が発令された中で、従業員を少しでも安心させたいとの考えから発信されたものとしています。
ちなみに、タマホームについて、個人的にどうこう言うつもりも扇動する気もないので、あくまで”こんな事があった”といった形でまとめたにすぎません。
奇しくも、各地で新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を記録し、ワクチンの重要性も高まっている中でこれら記事および発言が注目されるとは、タイミングの悪い話です。
株価面については本日は25日移動平均線を割り込んだこともあり、ジワジワと戻りを試す格好を見せていますが、今後どのような展開となるか難しい場面です。
ただ足元の業績が良好であることは確かですし、株価面だけでなく色んな意味で要チェックですね。
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