タマホーム(1419) 文春によるワクチン禁止令記事で株価急落！
昨日午後、野上農林水産大臣は土石流が起きた静岡県熱海市を視察し、市役所で斉藤栄市長と会談しました。
斉藤市長は盛り土をめぐる国の規制強化を求め、野上大臣は国土交通省と連携して全国的な地質調査を検討する考えを示したようです。
こうした報道から、本日は一部の地質調査に関連したキタック(4707)などが朝から買われていたのですが、今見ると買いは続かず失速していますね。
以前も同様の話題は聞かれていましたし、その後の進展となるような新鮮味にも欠けるため一時の人気に留まったのかもしれません。
一方、“失速している”といえば、今日はやはりこの銘柄でしょう。
それは、ネット上を中心に話題を集めているタマホーム(1419)です。
【1419】タマホーム
タマホームといえば、先日も記事にした「社長によるワクチン禁止令」によって悪い意味で注目を集めています。
【7月15日】タマホーム(1419)は反ワクチン？噂の真相は？
正直、以前まとめた時には私も”悪質なデマ”と思い気に留めることもなかったのですが、昨日は文春がこの一件について記事を公開したのです。
「接種したら無期限の自宅待機」タマホーム社長が社員に“ワクチン禁止令”
文春によると、玉木社長による以下の発言が掲載されています。
「世の中がなんと言おうとも、ワクチン接種に反対です！」
「ワクチンを接種したら5年後に死にますからね」
「5Gがコロナ感染を引き寄せる」
「ワクチンを接種した場合は無期限の自宅待機」
「（自宅からの社用）PCへのログインは禁止」
また、7月6日付の社内資料には以下のような一文も記載されているとのこと。
「感染拡大防止対策に関する社内ルールに違反した場合、自宅待機を命じる」
「自宅待機期間中は欠勤（無給）扱いとする」
ワクチンに関して賛成・反対含めて様々な見方や意見はあるでしょうが、このご時世に社長発信でのワクチン禁止令とは企業イメージのマイナスは避けられないでしょう。
肝心のタマホームの株価ですが、昨日に続いて本日も朝から値を下げており、前日比-300円(同-10％)付近を推移する展開です。
ただし、タマホームの場合は元々の業績は良好ですし、後で振り返れば結果的にこの下落が良い買い場となる可能性も考えられます。
少々ギャンブル的な考え方かもしれませんが、狙ってみるのも面白いかもしれませんね。
尚、「週刊文春 電子版」および本日発売の「週刊文春」では、タマホームの社内の様子を伝えるさらに詳細な証言や、玉木社長の人柄、米大統領に絡む驚きの指示なども報じているそうです。
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