2019年4月から改正出入国管理法が施行
2019年4月に施行される働き方改革関連法と合わせて「改正出入国管理法」が施行されます。これは外国人労働者の受け入れ緩和が盛り込まれており、新在留資格「特定技能」が新設される事となります。
具体的には「特定技能1号」「特定技能2号」が創設され、相当程度の知識や経験を持つ外国人に「特定技能1号」、より熟練した技能を有する外国人に「特定技能2号」の在留資格が創設される事となります。詳しくは下記リンクより詳細をご確認下さい。
簡単に言えば、これまでは特殊な技能を有する場合だけ認められていた在留資格が、今後は「単純労働者」でも在留資格を取得する事が可能となる制度です。
「特定技能1号」については、建設や造船・船舶、自動車整備、介護、農業など14業種を対象に今後5年間で最大34万5000人の外国人労働者が受け入れられる事となります。
外国人労働者関連銘柄にビジネスチャンス到来
単純労働者受け入れの制度化に伴い、これに絡むビジネスを展開している企業には大きなビジネスチャンスとなりそうな勢いです。
例えば外国人労働者を紹介する人材サービス業や、外国人の生活支援などを行う関連ビジネス市場にとっても大きな業績飛躍のチャンスとなるでしょう。人材受け入れ対象国は当面は「ベトナム」「フィリピン」などの東南アジア諸国になる見通しなので、それに関連した銘柄に注目してみるのも面白いかもしれません。
2019年4月に施行される「働き方改革関連法」と「外国人労働関連」は共に「働く」というジャンルとして株式市場でも大きな注目を集めるテーマ株となりそうです。そこで今回は、外国人労働者関連のスイングトレード向き銘柄を幾つかピックアップしたいと思います。
スイング注目株・外国人労働関連銘柄
【2146】UTグループ |
外国人サポートビジネスを展開 |
【2427】アウトソーシング |
全国拠点展開と海外展開力に強み |
【2170】リンクアンドモチベーション |
外国人サポートビジネスを展開 |
【4766】ピーエイ |
ベトナムで人材斡旋ビジネス展開 |
【4848】フルキャストHD |
外国人特化型の紹介ビジネスも展開 |
【6028】テクノプロHD |
技術者派遣や教育研修プログラムを手掛ける |
【6089】ウィルグループ |
ベトナムで日本向き教育プログラム開始 |
スイング注目株【6089】ウィルグループ
時価総額:29,752百万円
2月25日時点株価:1,340円
年初来高値:2,139円(18/02/02)
年初来安値:763円(18/01/04)
中でもウィルグループは外国人留学生を対象とするアルバイト求人サイトの運営などを行っており、改正出入国管理法の施行に先立って外国人就労拡大にターゲットを置き注力しています。ベトナムのヴィン工業大学と協業で、日本向き教育プログラムを現地でスタートさせている点でも注目ですね。
2019年4月に施行される「働き方改革関連法」と「外国人労働関連」はメディアなどでも大きく取り上げられる事が予想されていますし、世間の注目度が高ければ株式市場でも物色人気される事が予想されます。「外国人労働者関連株」早めに目星の銘柄を仕込んでおきたいところです。
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