働き方改革関連の大本命銘柄【4397】チームスピリット
2019年4月に「働き方改革」が施行されます。内容としては時間外労働の上限規制や年次有給休暇の5日以上取得の義務化など、特に大企業ではこの「働き方改革」への対応を迫られる事となります。
【4397】チームスピリットは勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議、カレンダーなど従業員が毎日使用する7つの社内業務システムをクラウドで一元化する「総合基幹業務システム(ERP)」を提案しています。
7つのシステムを連携して出社から退社までの働く人に関する活動情報をリアルタイムで収集、経営者や人事部署は収集したデータを分析する事で生産性が高い社員を抽出したり、無駄な残業がないかを点検したりが出来るそうです。これを聞いて少し「企業による完全管理社会が始まるのか…」と感じられた方もいらっしゃると思いますが、これも時代の流れなのでしょう。より「効率化」を求められる時代が来る訳ですね。
野村総研は三菱地所グループ約40社の人事業務改革に向けて、複数のクラウドによる総合システムを構築、このうち勤怠管理は【4397】チームスピリットのシステムを採用しています。三菱地所は同システムを活用し、社員の残業時間や有給休暇取得状況などをリアルタイムに把握、今後はグループ約40社、1万人以上を対象に「働き方改革」を進める方針です。
チームスピリットは同システムの利用料金を従業員1人あたり600円に抑え、従来は中堅企業を中心に約1050社、従業員16万人にサービスを展開していましたが、1万人を超える大企業に同システムが採用されるのは初めてとなります。ERPを提供する野村総研などのシステム会社と連携し、大企業に提案する事で今後は他の大企業でも続々と採用される可能性もあるかもしれません。
スイング注目株【4397】チームスピリット
時価総額:33,375百万円
2月15日時点株価:4,275円
年初来高値:4,490円(19/02/19)
年初来安値:1,405円(18/09/07)
既に動意付いていますが、働き方改革関連銘柄の大本命として【4397】チームスピリットには引き続き注目しておきたいところですね。